韓国ウォンの外貨両替レート

面積 約100,210平方キロメートル（日本の約1/4）

人口 約5,177万人（出典：2023年、韓国統計庁）

首都 ソウル

民族 韓民族

言語 韓国語

宗教 仏教（約760万人）、プロテスタント（約960万人）、カトリック（約380万人）等（出典：2022年、韓国統計庁）

略史

• 紀元前1世紀頃 ～ 668年: 三国時代（高句麗、百済、新羅）
• 676年 ～ 935年: 統一新羅
• 918年 ～ 1392年: 高麗
• 1392年 ～ 1910年: 朝鮮
• 1910年 ～ 1945年: 日本による統治を経て、第二次大戦後、北緯38度以南は米軍支配下に置かれる
• 1948年: 大韓民国成立。同年、朝鮮半島北部に北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）が成立

政体
民主共和国

元首
尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領

議会
一院制：300議席

• 議長：金振杓（キム・ジンピョ）

主要政党（2024年現在）

• 共に民主党（与党）：175議席
• 国民の力：108議席
• 再建韓国党（RKP）：12議席
• その他：5議席

主要閣僚

• 国務総理：韓徳洙（ハン・ドクス）
• 外交部長官：朴振（パク・ジン）

2024年4月の総選挙では、共に民主党が175議席を獲得し、国民の力を大きく上回る結果となりました。再建韓国党も新たに12議席を獲得し、国会での影響力を強めています​。

2024年12月、尹錫悦大統領が非常戒厳を宣言し、その後撤回するという政治的混乱が生じました。​これにより、野党は大統領の弾劾訴追案を提出し、国会で可決されました。​この政治的混乱は、経済成長や外交関係にも影響を及ぼしています。

外交
2023年、尹錫悦大統領は以下の国々を訪問し、外交関係を強化しました：

• アメリカ合衆国（4月）
• ベトナム（6月）
• インド（9月、G20サミット）
• 中国（12月、日中韓サミット）

軍事力

（1）韓国軍：

• 予算：55.2兆ウォン（2024年国防予算）
• 兵役：義務兵役制（18～22か月）
• 兵力：陸軍48.0万、海軍（海兵隊を含む）7.1万、空軍6.6万）

（2）在韓米軍：

• 編成：米第8軍（平沢）、在韓米海軍（釜山）、在韓米海兵隊（平沢）、第7空軍（烏山）、在韓米特殊作戦コマンド（平沢）
• 兵力：25,000人（陸軍18,000人、海軍300人、海兵隊200人、空軍6,500人）

南北関係 2023年、南北関係は引き続き緊張状態にありましたが、尹大統領は北朝鮮との対話の再開を試みました。2024年も北朝鮮のミサイル発射実験が続き、韓国は国防力を強化する方針を維持しています​。

外交関係 政治的混乱により、韓国の外交力が低下し、特に米国との貿易交渉や対北朝鮮政策に影響が出ています。​ドナルド・トランプ米大統領が主要貿易相手国に対して関税を課すと脅したことで、韓国の輸出が打撃を受けるのではないかとの懸念もあります。

2025年の経済概況

韓国経済は、輸出の回復の遅れや内需の低迷により、2024年の実質GDP成長率は2.0%にとどまりました。2025年の見通しでは、世界的な経済減速や国内の政治的不安定の影響を受け、成長率は1.6～1.7%に減速する見込みです。韓国銀行は経済成長の鈍化を受けて、2025年2月に政策金利を2.75%に引き下げ、金融緩和策を進めています。

また、半導体産業の回復が遅れる一方、自動車産業や電気・電子機器の輸出は堅調に推移しています。しかし、米中対立の影響や主要貿易相手国の需要減少により、韓国の貿易収支は不安定な状態が続いています。

政府は、内需拡大策や輸出企業の支援強化などを進めることで、景気の下支えを目指しています。

主要産業
電気・電子機器、自動車、鉄鋼、石油化学、造船

GDP
名目GDP：1兆8,790億ドル（2024年）

経済成長率
（実質GDP成長率）2.0%（2024年、韓国銀行）

失業率
3.7%（2024年9月時点）

貿易額

• 輸出：6,837億ドル（2024年）
• 輸入：6,321億ドル（2024年）

主要貿易品

• 輸出：集積回路、乗用車、石油製品、船舶、通信機器
• 輸入：原油、集積回路、石油ガス、通信機器、石油製品

主要貿易相手国・地域

• 輸出：中国、米国、ベトナム、日本、香港
• 輸入：中国、米国、日本、ドイツ、ベトナム（出典：2023年、韓国貿易協会）

通貨
ウォン

為替レート
1ドル＝1,500ウォン
100円＝1,030ウォン（2025年3月3日現在）