香港ドルの外貨両替レート
香港ドル(HKD) ⇔ 日本円(JPY)の外貨両替 レート(店頭レート・宅配レート)をご覧いただけます。外国為替市場の香港ドル / 円のレートとチャートをリアルタイム表示。また、紙幣画像などの香港ドルの基本情報やコラム記事も掲載しています。
店頭外貨両替レート
通貨 | 記号 | 外貨から日本円へ | 日本円から外貨へ |
---|---|---|---|
香港ドル | HKD | 18.92 | 20.51 |
香港ドル ⇒ 日本円 にご両替の場合
両替レート:1HKD = 18.92 円
100 HKD = 1,892.00 円
1,000 HKD = 18,920.00 円
10,000 HKD = 189,200.00 円
日本円 ⇒ 香港ドル にご両替の場合
両替レート:1HKD = 20.51 円
100 HKD = 2,051.00 円
1,000 HKD = 20,510.00 円
10,000 HKD = 205,100.00 円
宅配外貨両替レート
通貨 | 記号 | 外貨から日本円へ | 日本円から外貨へ |
---|---|---|---|
香港ドル | HKD | --- | --- |
香港ドル ⇒ 日本円 にご両替の場合
両替レート:1HKD = 円
100 HKD = 円
1,000 HKD = 円
10,000 HKD = 円
日本円 ⇒ 香港ドル にご両替の場合
両替レート:1HKD = 円
100 HKD = 円
1,000 HKD = 円
10,000 HKD = 円
LIVE 為替レート
為替レートの見方
上記グラフは、銀行間取引市場(インーバンク市場)の香港ドル・日本円(HKD/JPY)の直近1年間の日足チャートです。
価格が大きい=HKDが高い=日本円が安い ⇒ 円安・香港ドル高
外貨から円に変えるとお得!
価格が小さい=HKDが安い=日本円が高い ⇒ 円高・香港ドル安
円から外貨に変えるとお得!
ご注意下さい
為替レートは、銀行間取引市場であるため、実際の外貨両替のレートとは異なります。外貨両替をする際のご参考にしてください。
買取可能な香港ドル(HKD)紙幣
一般事情
- 面積: 1,106平方キロメートル(東京都の約半分)
- 人口: 約7,496,681人(2024年)
- 民族: 中国系(約91%)
- 言語: 広東語、英語、中国語(マンダリン)ほか
- 宗教: 仏教、道教、プロテスタント、カトリック、イスラム教、ヒンドゥー教、シーク教、ユダヤ教
- 略史:
- 南京条約(1842年)により香港島が、次いで北京条約(1860年)により九竜半島の先端(約9.7平方キロメートル)が英国領土となる。
- 1898年、英国はさらに中国との租借条約により235の島を含む新界の99か年にわたる租借を確保。
- 1982年に中英は香港返還問題の交渉を開始。1984年9月に交渉は妥結し、同年12月19日、中英双方の首相により、1997年7月1日をもって香港の全領域を中国に一括返還する旨の英中共同声明が署名され、1985年5月に発効。
- 1990年4月、中国全国人民代表大会にて「香港特別行政区基本法」が可決、成立。
- 1997年7月1日、中国に返還。
- 2014年、香港での民主化運動「雨傘革命」が発生。市民は選挙制度の改革を求めて大規模なデモを行ったが、政府はこれを拒否。
- 2019年、逃亡犯条例改正案に反対する大規模な抗議活動が発生。これにより、香港の自治と民主主義に関する問題が国際的に注目される。
- 2020年6月30日、中国政府は香港国家安全維持法を施行。これにより、反政府活動や外国干渉に対する厳しい措置が取られるようになった。
政治体制・内政
- 政体: 中華人民共和国香港特別行政区(Hong Kong Special Administrative Region:SAR)
- 元首: 習近平中国国家主席
- 議会: 立法会(90議席)
- 香港基本法が定める立法機関。現在の定員は90名で、うち40名は職能別団体選挙、30名は選挙委員会、20名は地域直接選挙で選出。任期は4年。
- 政府: 香港特別行政区政府
- トップは、李家超(John Lee)行政長官(2022年7月1日就任)
- 行政長官は、香港特別行政区の首長であり、香港特別行政区を代表するとされ、中央人民政府と香港特別行政区に対して責任を負う(第43条)。任期は5年、再選は1度まで可能(第46条)。
歴代行政長官
- 董建華(Tung Chee-hwa)任期:1997年7月1日~2005年3月12日
- 曾蔭権(Donald Tsang Yam-kuen)任期:2005年6月21日~2012年6月30日
- 梁振英(Leung Chun-ying)任期:2012年7月1日~2017年6月30日
- 林鄭月娥(Carrie Lam)任期:2017年7月1日~2022年6月30日
- 李家超(John Lee)任期:2022年7月1日~
内政
- 「一国二制度」と「香港基本法」
- 1997年7月1日に香港が英国から中国に返還されて以来、「一国二制度」が実施されており、「中華人民共和国香港特別行政区基本法」は、香港特別行政区に「高度な自治」を認め(第2条)、社会主義制度と政策を実行せず、従来の資本主義制度と生活方式を維持し、50年間変えない(第5条)等と定めている。
- 民主化を巡る動き
- 2014年8月31日、中国全人代常務委員会が香港行政長官選挙制度改革に関する決定を行い、2015年6月17日、同決定の内容を具体化した改革案が香港立法会に提出されたが、翌18日の採決で否決された。
- 国家安全維持法の制定
- 2020年5月28日、中国全人代常務委員会は、香港が国家安全を守るための法律制度と執行メカニズムに関する決定を行い、同年6月30日に香港国家安全維持法を制定した。
- 選挙制度改革
- 2021年3月、中国全人代常務委員会が香港の選挙制度に関する大規模な改革を決定。これにより、立法会の議席数が70から90に増加し、選挙委員会の役割が拡大された。
外交・国防
外交・国防(2024年7月現在)
- 外交:
- 中国中央政府が責任を有する。香港内には中国政府を代表する機関として中央人民政府駐香港特別行政区聯絡弁公室が設置されている(代表:駱惠寧・主任)。また、中国外交部の香港事務所(駐香港特別行政区特派員公署)が設置されている(代表:劉光源)。
- 2024年3月、香港立法会は国家安全に関する新たな法律(第23条)を可決。この法律は、香港の自治と国際的な自由に対する懸念を引き起こし、国際的な批判を受けている。
- 国防:
- 中国中央軍事委員会が責任を有する。
- 陸、海、空三軍からなる香港駐留部隊が駐留。駐留軍トップは、陳道祥・駐香港部隊司令員(少将)(2019年4月就任)。
経済
(注)1米ドル=7.84香港ドル、1香港ドル=20.22円換算(2024年)
- 特徴:
- コモンロー(英米法系)の透明な法制度や、簡素で低率の税制(法人税16.5%、個人所得税最高税率15%、キャピタルゲイン・利子非課税)などが香港経済の特徴であり、こうした制度的・社会的インフラを基礎として国際金融及び物流の拠点としての地位を築いている。
- 製造業:
- 製造業拠点は1990年代前半までに中国本土への移転が進んだ。現在GDPに占める製造業の割合は約7.2%。貿易、金融、不動産、観光、流通などのサービス産業がGDPの90%以上を占める。
- 経済成長:
- 1997年7月の返還直後に発生したアジア金融・経済危機により、1998年はマイナス成長に転落、さらに2003年3月、SARSの発生は香港経済全体に大きな打撃を与えた。しかし、2003年7月の中国大陸からの香港個人旅行の解禁や、2004年1月に施行された「中国本土・香港経済連携緊密化取決め(CEPA)」などによる中国本土との経済関係強化によって、香港経済は急速に回復した。
- 2008年9月以降は、リーマンショックによる世界的な景気後退の影響を受け、2008年のGDP成長率は+2.1%と大きく減速したが、2009年以降、大陸経済の回復・成長に伴い、香港経済も連動して好調を維持した。2011年からの欧州及び米国経済の低迷、中国本土経済の減速により、香港経済も成長が減速した。
- 2020年の新型コロナウイルス感染症の影響を受け、観光等のサービス業は大きな打撃を受けており、 2020年に入ってからの経済成長、貿易、小売等いずれもマイナス成長となっている。
- 2024年には、世界的なインフレと不確実性の影響により、経済成長は依然として厳しい状況が続いているが、中国本土との経済関係強化によって徐々に回復の兆しが見えている。
主要産業
- 金融業、不動産業、観光業、貿易業
経済指標(2024年)
- 名目GDP: 2兆8,657億香港ドル(3,657億米ドル)
- 一人当たり名目GDP: 38万1,714香港ドル(48,712米ドル)
- 実質GDP成長率: -1.2%
- 消費者物価上昇率: 2.9%
- 失業率(年度末): 2.9%
- 総貿易額:
- 輸入: 4兆42億香港ドル(56億米ドル)
- 輸出: 3兆9,887億香港ドル(5,090億米ドル)
- 主要貿易品目:
- 輸出: 電気機械、装置及び電化製品、電子部品
- 輸入: 電気機械、装置及び電化製品、電子部品
- 主要貿易相手国及び地域:
- 輸入: 中国(46.6%)、台湾(7.5%)、シンガポール(6.6%)、日本(5.7%)
- 輸出: 中国(55.4%)、米国(7.6%)、日本(3.0%)
- 通貨: 香港ドル
- 為替レート:
- 1米ドル=7.84香港ドル
- 1香港ドル=20.22円(2024年7月)
香港ドル(HKD)基本情報
香港ドル(HKD)は、香港の法定通貨として使用されており、またマカオや中国本土の広東省でも非公式に流通しています。香港ドルはその安定性と信頼性により、国際金融市場で重要な役割を果たしています。以下に、香港ドルの基本情報および現行の硬貨と紙幣の詳細、偽造防止対策について説明します。
概要
- 通貨名: 香港ドル
- 英語表記: Hong Kong Dollar
- 通貨コード: HKD
- 使用国・地域(法定通貨): 香港
- 使用国・地域(非公式): マカオ、中国本土(特に広東省)
- 通貨単位記号: HK$
- 通貨補助単位: 1ドル=100セント
硬貨の種類
香港ドルの硬貨には以下の種類があります:
- 10セント
- 20セント
- 50セント
- 1ドル
- 2ドル
- 5ドル
- 10ドル
紙幣の種類
紙幣のデザインは発行銀行ごとに異なりますが、額面によって色は統一されています。以下が現在流通している紙幣の種類です:
- 10ドル
- 20ドル
- 50ドル
- 100ドル
- 500ドル
- 1,000ドル
特に10ドル紙幣は、香港政府によるポリマー製の政府通貨として発行されており、偽造が難しく、耐久性と防水性に優れています。
現金の使用頻度
香港ではクレジットカードの使用頻度が非常に高く、屋台や小規模店舗以外はほぼすべての場所でカード決済が可能です。しかし、一部の店舗ではカードで支払うと2~3%の手数料が上乗せされることがあります。
両替のしやすさ
香港では空港や市内の両替店が多数あり、両替には困りません。一般的に、立地の良い場所ほどレートが悪くなる傾向があるため、比較的レートの良い場所で両替することが推奨されます。銀行のレートは悪くないものの、口座を持っていない場合は手数料が発生することがあるため、一度にまとめて両替するのが賢明です。
偽造紙幣対策
香港では偽造紙幣の対策が非常に厳格です。特に1,000ドルや500ドルの紙幣の偽札が多く出回っていますが、最近では100ドル紙幣にも偽札が見つかっています。偽札は以下の特徴を持つことが多いです:
- 凹凸感のない平らな手触り
- 透かしがない
- 裏の安全線が金属箔ではない
2018年からは新シリーズの紙幣が順次発行されており、ホログラム、安全線、高透光性すかし模様、紫外線発光インク合わせ模様、紫外線発光インク紙幣番号などの偽造防止技術が施されています。
為替レート
2024年7月時点での為替レートは以下の通りです:
- 1米ドル=7.84香港ドル
- 1香港ドル=20.22円
香港ドルはその信頼性と安定性により、アジア地域における主要な通貨の一つとしての地位を維持しています。
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