イギリスポンドの外貨両替レート
イギリスポンド(GBP) ⇔ 日本円(JPY)の外貨両替レート(店頭レート・宅配レート)をご覧いただけます。外国為替市場のイギリス・ポンド / 円のレートとチャートをリアルタイム表示。また、紙幣画像などのイギリス・ポンドの基本情報やコラム記事も掲載しています。
店頭外貨両替レート
通貨 | 記号 | 外貨から日本円へ | 日本円から外貨へ |
---|---|---|---|
イギリスポンド | GBP | 188.00 | 201.00 |
イギリスポンド ⇒ 日本円 にご両替の場合
両替レート:1£ = 188.00 円
100 £ = 18,800.00 円
1,000 £ = 188,000.00 円
10,000 £ = 1,880,000.00 円
日本円 ⇒ イギリスポンド にご両替の場合
両替レート:1£ = 201.00 円
100 £ = 20,100.00 円
1,000 £ = 201,000.00 円
10,000 £ = 2,010,000.00 円
宅配外貨両替レート
通貨 | 記号 | 外貨から日本円へ | 日本円から外貨へ |
---|---|---|---|
イギリスポンド | GBP | --- | --- |
イギリスポンド ⇒ 日本円 にご両替の場合
両替レート:1£ = 円
100 £ = 円
1,000 £ = 円
10,000 £ = 円
日本円 ⇒ イギリスポンド にご両替の場合
両替レート:1£ = 円
100 £ = 円
1,000 £ = 円
10,000 £ = 円
LIVE 為替レート
為替レートの見方
上記グラフは、銀行間取引市場(インーバンク市場)のイギリスポンド・日本円(GBP/JPY)の直近1年間の日足チャートです。
価格が大きい=GBPが高い=日本円が安い ⇒ 円安・ポンド高
外貨から円に変えるとお得!
価格が小さい=GBPが安い=日本円が高い ⇒ 円高・ポンド安
円から外貨に変えるとお得!
ご注意下さい
為替レートは、銀行間取引市場であるため、実際の外貨両替のレートとは異なります。外貨両替をする際のご参考にしてください。
買取可能なイギリスポンド(GBP)紙幣
一般事情
- 面積: 約24.3万平方キロメートル(日本の約3分の2)
- 人口: 約6,796万人(2024年7月現在) (Worldometer) (World Population Review)
- 首都: ロンドン(人口約898万人、2024年) (Statistics Times)
- 国祭日: 国王公式誕生日(毎年決定されるが、通常は6月の第2土曜日)
- 言語: 英語(ウェールズ語、ゲール語などの使用地域あり)
- 宗教: 英国国教会など
略史
- 1066年: ノルマンディ公ウィリアム、イングランドを征服
- 1707年: スコットランド王国及びイングランド王国合併、グレートブリテン連合王国成立
- 1801年: グレートブリテン及びアイルランド連合王国成立
- 1858年: 日英修好通商条約締結
- 1902年~1923年: 日英同盟
- 1922年: グレートブリテン及び北アイルランド連合王国へ改称(南アイルランドの分離)
- 1952年: エリザベス二世女王即位
- 1973年: 拡大EC加盟
- 1979年5月: サッチャー保守党内閣成立
- 1990年11月: メージャー保守党内閣成立
- 1997年5月: ブレア労働党内閣成立
- 2007年6月: ブラウン労働党内閣成立
- 2010年5月: キャメロン保守党・自由民主党連立内閣成立
- 2015年5月: キャメロン保守党内閣成立
- 2016年7月: メイ保守党内閣成立
- 2019年7月: ジョンソン保守党内閣成立
- 2020年1月31日: EUから離脱
- 2022年10月: リズ・トラス首相辞任、リシ・スナク首相就任
- 2024年7月: 労働党が総選挙で圧勝し、キア・スターマーが新首相に就任
政治体制・内政
- 政体: 立憲君主制
- 元首: 国王チャールズ三世(2022年9月8日に即位)
- 議会: 上院及び下院の二院制
議会の構成
- 下院(庶民院)
- 議席数: 定数650議席
- 任期: 5年(解散あり)
- 保守党: 121議席(2024年総選挙後)
- 労働党: 356議席
- スコットランド国民党(SNP): 9議席
- 自由民主党: 71議席
- その他(小政党、無所属、議長等): 93議席
- 上院(貴族院)
- 議席数: 定数なし(2024年3月現在約800議席)
- 任期: なし(原則終身、聖職者は職にある期間)
- 保守党: 263議席
- 労働党: 178議席
- 自由民主党: 86議席
- 中立(クロスベンチ): 183議席
- その他(小政党、無所属、議長等): 56議席
- 聖職者: 26議席
選挙制度(下院)
- 選挙制度: 小選挙区単純多数代表制、全国650選挙区
- 有権者: 18歳以上の英国民及び英連邦諸国民又はアイルランド共和国民で英国居住者
- 被選挙権者: 有権者と同じ。ただし、居住要件なし。
- 投票方法: 一人一票、秘密投票
- 前回の総選挙: 2024年7月4日
政府
- 首相: キア・スターマー(労働党)
- 外相: デイヴィッド・ラミー(労働党)
内政
- 2024年7月4日: 労働党が総選挙で圧勝し、キア・スターマーが新首相に就任。保守党は史上最少の121議席に減少。
- 政策: スターマー政権は再犯率の削減や刑務所人口の削減を目指すと発表。また、ルワンダ亡命計画は「終わった」と宣言。
外交・安全保障
2021年3月、英国政府は「競争的時代におけるグレートブリテン:安全保障、防衛、開発及び外交政策の統合的見直し」を発表し、英空母「クイーンエリザベス」の派遣やインド太平洋地域への関与拡大等を含む今後10年間の方針を対外的に打ち出しました。
国防予算等
- 国防予算(2024年): 約57.1億ポンド(2024/25年予定)
- 兵役: 志願制
- 兵力: 陸軍約7.8万人、海軍・海兵隊約3.5万人、空軍約3.0万人、陸海空予備役約7.5万人
経済
2023年の経済成長率は、インフレ抑制策と新型コロナウイルス感染症からの回復が相まって、前年比約2.1%となりました。主要産業は自動車、航空機、電気機器、エレクトロニクス、化学、石油、ガス、金融です。
主要貿易品
- 輸出: 自動車、医薬品及び医療用品、発動機、原油、航空機等
- 輸入: 自動車、医療用品及び医薬品、精製油、発動機、衣類等
主要貿易相手国
- ドイツ
- 米国
- オランダ
- 中国
- フランス
英国の貿易総額に占める物品の割合は約64.7%であるのに対し、サービスの占める割合は約35.3%です 。
通貨
- スターリング・ポンド(イギリスポンド)
- 為替レート: 1ポンド=約200円(2024年7月現在)
インフレと失業率 2024年のインフレ率は約4.3%で、失業率は3.8%となっています。インフレ率はエネルギー価格の上昇とサプライチェーンの混乱によって影響を受けましたが、政府の対策により徐々に安定しています。失業率は比較的低い水準を維持しており、雇用市場は堅調です。
経済政策 新政府は経済成長とインフレ抑制のバランスを取るため、財政健全化と投資促進を重視した政策を打ち出しています。特に、グリーンエネルギーとテクノロジー分野への投資を拡大し、英国の競争力を強化することを目指しています。
イギリスポンド(GBP)基本情報
イギリスはEU加盟当初から国民の反対が多くユーロを導入していませんでしたが、2020年1月31日にEUから離脱しました。これにより、イギリスポンドは英国経済の独自性を象徴する重要な通貨であり続けています。
歴史と背景
- 正式名称: スターリング・ポンド(UKポンド)
- 由来: 銀の重量に由来している
- 第二次世界大戦後: 米国ドルに基軸通貨の地位を奪われ、旧英国植民地であった国々でのポンド呼称の通貨も減少しました。
- 1971年: 10進法に移行し、1ポンド=100ペンスとなりました。この改革は、ポンドの計算を簡素化し、国際貿易や経済活動における利便性を向上させました。
- 1992年: ジョージ・ソロス率いるファンドがポンドを売り浴びせ、ブラックウェンズディが発生し、英国は欧州為替相場メカニズム(ERM)を脱退し変動相場に移行しました。この出来事は英国の欧州不信を深め、後のEU離脱の一因ともなりました。
現在の為替と経済状況
- 為替レート: 1ポンド=約200円(2024年7月現在)。このレートは、ポンドが強い通貨であることを示し、英国の輸出入に大きな影響を与えています。
- FX市場: ポンドは価格の変動幅が大きく、不規則な値動きで知られ、投機資金の取引が多いため「殺人通貨」とも呼ばれます。これは、ポンドが世界の金融市場で高いボラティリティを持つ通貨であることを示しています。
現金とキャッシュレス
- 紙幣: すべてイギリス国家元首であるエリザベス女王(現在は国王チャールズ三世)の肖像が表面に印刷されています。
- 硬貨と紙幣の種類: 硬貨は1ペニーから2ポンドまで、紙幣は5ポンドから50ポンドまでの種類があります。これらの通貨は、日常生活や商取引で広く使用されています。
- キャッシュレス化: クレジットカードや電子マネーの使用が進んでおり、非現金決済率は約55%に達しています。これは、英国が先進的な金融技術を取り入れ、効率的な支払いシステムを構築していることを示しています。
流通と両替
- 流通域: イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの全域で流通。チャネル諸島、ジブラルタル半島、フォークランド諸島でも等価のポンドを発行しています。これにより、ポンドは広範な地域で使用される国際通貨となっています。
- 両替: 空港や市中の銀行、両替店で主要外貨の両替が可能です。両替の回数は少ない方が有利で、手数料に注意が必要です。両替時には、レートと手数料を比較して最適な取引を行うことが推奨されます。
偽造対策
- ポリマー製紙幣: 2016年から50ポンド紙幣以外はポリマー製の紙幣を導入し、高度な技術で偽造を困難にしています。また、ポリマー製紙幣は耐久性が高く、長期間使用可能なため、結果的にコスト削減に繋がっています。この技術革新により、英国の紙幣は世界的にも高い評価を得ています。
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