どこで両替できる?
フィリピンペソへの両替は、日本国内では、チケットショップや空港の両替商で入手が可能です。
また、当然フィリピン国内でも、日本円からフィリピンペソへの両替ができます。
日本とフィリピンの空港
日本とフィリピンの空港でのフィリピン・ペソの両替を比較した場合、フィリピンの空港で両替をするほうがお得です。
日本の空港で、日本円からフィリピン・ペソへの両替はオススメしません。
日本の空港の両替店では、先程ご案内したPHPJPYのレートと比べて、約14%悪いレートで両替できます。
フィリピンの空港では、日本の空港と比べると大変オトクに両替できますので、現地で両替するようにしましょう。
フィリピンの空港がマニラかセブかによってもまた、マニラの場合、ターミナルや両替店によっても、両替レートはバラバラなので一概には言えませんが、概ね5%前後で日本円からフィリピンペソへ両替できるでしょう。
ニノイ・アキノ国際空港のターミナル3のある両替店では、仲値から2%程度悪いレートで両替できるお店もあるようです。(日時によって異なるので確実ではない。)
両替レートが良いのは両替商
さて、フィリピンの空港で両替するほうがお得とお伝えしましたが、フィリピンの空港よりもお得に両替できるのは、日本国内の外貨両替商で両替をすることです。
正確に言いますと、いくつかの両替商は大変良い両替レートを出しています。
その一つが「現金屋」です。
現金屋では、仲値から5%前後でフィリピンペソを販売しています。
また、まとまった金額の両替をされる場合は、更にお得な両替レートを提供できますのでご相談ください。
日本で両替すべきか現地で両替すべきか
最も良いレートで日本円からフィリピンペソに両替をしたいのであれば、現地をオススメします。ただし、注意も必要ですので、初心者の方には、当店のような国内で外貨両替店での両替をお勧めします。
現地の両替店の場所はこのページの終わりにお知らせします。
現地の両替商に行くためのフィリピンペソは必要になるので、最低限のペソは日本の両替商で準備をする必要があります。
現地で両替をする場合は、スリやひったくりが多いので注意が必要ですし、なれない環境での両替は色々とトラブルが起きるものです。
現地について慌ただしいなかで外貨両替をするよりも余裕を持って事前に外貨を準備しておくのが良いです。
ここで、あなたに質問があります。
両替の金額はいくらを考えていますか?
両替店に行く時間やそこで費やす時間(長蛇の列で1時間くらい両替にかることもあります)を考えたとき、果たして最も良い両替レートの両替店に行く価値がありますか?
宿泊ホテルのすぐ近くによい両替店があり、時間にも余裕があるから現地で両替をするのであれば良いでしょう。
また、ショッピングのついでに両替をするのであればよいでしょう。
旅行の時間は、有意義に使うべきだと思います。
そのためには、外貨両替についても、事前に考えておいたほうが良いでしょう。
3泊4日でいくら両替したら良い?
いろいろな旅があるので、一概にいくら両替をしておいたほうが良いとは言えません。
ちなみに、私は、1日10万円くらいフィリピンでは使うので、30万円くらい両替します。
でも、1日10万円が皆様の参考になるかどうかわかりません。
そこで、フィリピンの物価をお知らせして、どのくらい必要になりそうかを考えてもらうほうが良いと考えました。
ビックマック 150ペソ
タクシー初乗り 50ペソ
タクシー(空港からエルミタ・マラテまで) 500ペソ~2000ペソ
Glabタクシー(ターミナル3からマラテまで) 200ペソ
レストランのビール 50ペソ~100ペソ
日本のラーメン 500ペソ
500mlの水 20ペソ
コカ・コーラ(1リットル) 60ペソ
ドライバー付き車のレンタル代金(1日) 3000ペソ
ナイトクラブのセット料金(90分・税サ込) 1000ペソ~2000ペソ
大卒新卒の1ヶ月の給料 15000ペソ
乗り合いバスの初乗り運賃 8ペソ
マンゴー(1kg) 120ペソ
ココナツ(1個) 40ペソ
パンデサル(1個) 3~5ペソ
ダイソー(100円商品) 88ペソ
マクドナルド・コーヒー 40ペソ
ケンタッキー・ランチセット 99ペソ
マッサージ(1時間) 300ペソ
高級SPA(1時間) 2500ペソ
バナナキュー(1本) 30ペソ
焼き鳥(1本) 10ペソ
携帯SIMカード 50ペソ
データ通信(7日間使い放題) 299ペソ
リゾート地で小さな木造船のチャーター(1日) 3000ペソ(原価)
スキューバダイビング(1本) 1000ペソ~
フレンチレストランコース料理(1人) 1000ペソ~
高級食べ放題レストラン(1人) 750~1500ペソ(曜日・時間による)
フィリピンで両替するとき、お金を支払うときに気を付けることは?
両替するとき
1.日本円を数えて渡す
両替商と一緒に日本円を数えて、金額の間違いがない事を確実にする意味があります。
一度に3万円くらいの両替なら、3枚の1万円札を一緒に数えて、相手の目を見て渡します。
2.両替レシートを必ずもらう
小さな両替商では、白い紙にタイプした簡単なレシートしかもらえないことが多いでしょう。もらえないこともあるかもしれません。その場合は、携帯電話の電卓機能で両替金額を計算します。
両替商には、間違いがないようにというプレッシャーとなります。
3.小額の両替をする
高額の現金を持ち歩くことを防ぐ意味がありますが、高額の両替の場合は、紙幣の枚数が多くなり、トリックで騙されやすくなるためです。3万円をペソに両替する場合、15000ペソくらいになりますが、1000ペソ札なら15枚程度です。500ペソ札でも30枚程度なので、数えるのもそれほど大変ではないのです。
4.受け取ったペソはその場で数える
ペソの金額を必ず確認することが大切です。枚数が間違っているケースがあります。わざとなのかそれとも本当に間違ったのかはわかりませんが、機械を使って数えたとしても、必ず確認するようにしましょう。
後ろに並んでいる人がいる場合は、横にずれて、必ず両替商からお札が見える場所で数えましょう。お札が見えない位置で数えて数が少なくても、お前がインチキして隠したんだろうくらいなことをいいかねません。
だから、相手から見える場所で数えるのが鉄則です。
お金を支払うとき
1.人前で財布を取り出さない。
日本と比べ、フィリピンでは、スリやひったくりの軽犯罪から殺人に至るまで犯罪が本当に多いです。
特にスリやひったくりの被害は多数報告されており、外務省からも注意喚起が出ています。
例えば
- 人通りの少ない道は避ける。
- 両替所で一度に多額の両替・換金をしない。
- 多額の現金は持ち歩かないようにして、所持金は分散して持つ。
- むやみに人前で財布を取り出さない。
などの対策をとってくださいと注意喚起がでています。
渡航前には、下記の外務省の「海外安全ホームページ」を参考にして十分気をつけてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_013.html
2.小額の紙幣を持ち歩く。
フィリピンでは小額紙幣を沢山持ち歩くことをオススメします。
タクシーや個人商店などでは、1,000ペソや500ペソなどの高額紙幣で支払いをした際に、購入を拒まれるか、「おつりが無いのでチップね!」といったことを平気で言ってくる輩も多く、日本人が一番対応に困ることの一つとなっています。
両替商の店頭でも小さい紙幣を欲しがるお客様が多いのは、これが原因です。
旅慣れない人は、細かいお金を持ち歩ことをオススメします。
ちなみに筆者は、小額紙幣や小銭はそれほど多く持ち歩きません。
お釣りがないというものなら、コチラからは、「お釣りがないならタダでいいね!?(^^)」と言い返します。
まあ、旅先で会話を楽しんでいるのですが。
「お釣りがないならタダでいいね!?」と言うと、胸ポケットなどに隠し持っていたお釣りを出して対応します。本当になければ、近くのお店に駆け込んで崩してお釣りを作って来ます。だから、旅に時間的にも精神的にも余裕があるなら、それほど気にしなくても良いでしょう。
なお、小額紙幣を常備するコツは、ちゃんとしたお店で買い物をする際に、1000ペソや500ペソ札の高額紙幣で支払いをして、小額紙幣のお釣りをもらうことです。
3.旧紙幣に注意する。
フィリピンでは2010年に現在のデザインの紙幣が発行されました。
2020年の現在では、ほとんど流通していないので問題にならないと思います。
しかし、万一旧紙幣を渡されそうになるかもしれません。
その時は、新デザインの現在流通している紙幣と交換するように強く言いましょう。
旧紙幣と新デザイン紙幣との見分け方ですが、現在の各紙幣の画像を覚えておくのはもちろんですが、もしわからなくなったら次のフィリピン中央銀行のロゴ画像が紙幣にあるかを確かめましょう。
ロゴの無い紙幣は旧デザインの紙幣です。
ちなみに古いデザインのロゴはこちら。
まとめ
日本円からフィリピンペソにお得に両替する方法は、現地の両替商で両替するのがベター。
ただし、渡航前にペソ現金の準備も忘れずに。
空港についてホテルに移動する際に送迎手配済みでない場合はペソの現金が必要になります。
また、ポーターのチップも考えてあげたほうが良いので、少しのペソは持っておいたほうがベターです。
現地で両替をする手間と時間とを良く考えてみると、日本で準備しておくのが最良であることも多いはずです。
両替レートに大きな違いがないならなおさらのことです。
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