外貨って、なに?
外貨両替が難しくてよくわからない。。
そんなあなたのために外貨両替の基本知識をまとめてみました。
海外へ旅行や出張をする場合、日本円を海外の通貨に両替しなければなりませんが、
「外貨への両替って、いつすればいいの?」
「そもそも外貨の両替をするタイミングがわからない」
「レートの見方は?お得なレートとかあるの?」「手数料はいくら?高いの?」・・・などなど、
様々な疑問が生じてくると思います。
知識ゼロで外貨両替をしてみたら損をしてしまった・・・
そんな悲しい思いをしないため、
『損のない』『お得な』外貨両替をするための最低限の知識を身につけましょう。
手数料について
外貨を両替する場合、両替手数料がかかります。
銀行や空港の外貨両替所など、場所によって手数料は様々です。
できるだけ損をせず、むしろおトクな条件で海外へいきたいのに、
円安などで日本円が弱い時期に外貨へ両替をする場合、レートで損をしてしまうのみではなく、
さらに外貨両替手数料まで取られてしまうと、とても損をした気分になってしまうと思います。
そもそも外貨両替の手数料とは何なのか?外貨両替の手数料はどのようにして決まってくるのか?
しっかりとした知識を持って『損をしない』外貨両替をしましょう。
・従価方式
外貨両替金額の何%という形式で徴収されます。両替金額が大きくなればなるほど両替手数料が高くなっていきますが、小額両替の場合は若干有利な方式と言えるでしょう。
・従量方式
「一度の外貨両替につき◯◯円」というような、定額制の両替方式です。
両替手数料は両替所によって様々ですが、
両替金額が大きい場合、こちらの形式で運営している両替所の方が大きなメリットとなります。
外貨両替手数料でできるだけ損をしないために外貨への両替の際に手数料で損をしないようにするためには、
上記『従価方式』と『従量方式』の特性を理解し、
外貨両替金額の大小によって使い分けることが大切です。国内の両替所の話になってしまいますが、
両替手数料が最も高いのは銀行です。
その次に、郵便局、空港内の外貨両替所、両替専門店・・・のように続くのが一般的です。
銀行で外貨両替をして手数料を多く取られてしまうよりも、出発前にキチンと計画を立て、当店のような両替所に足を運んでみてはいかがでしょうか?
当店(両替商現金屋)では上記のような手数料は徴収していません。店頭またはWEBサイトのレートのみの金額となります!
外貨両替レートの見方
ここではわかりやすくするため、
最も流通量の多い『ドルの場合』の外貨両替レートの見方をご紹介いたします。
「いったい1円あたり何ドルなんだろ?」を解決していきましょう。
1ドル=105円の場合の表記
105・・・1ドルは何円?
0.0095・・・1円は何ドル?
私たち日本人の立場から考えると、当然「105」と表記されている方がわかりやすいと思います。しかし海外だと「0.0095」と表記されていることが殆どです。
最初のうちは慣れないかもしれませんが、
この表記法に慣れることで外貨両替レートを素早く把握することができることでしょう。
また、外貨両替のレート表には「Buy」と「Sell」の項目があります。
次にこの数値の見方を理解しましょう。
Buy・・・日本円で外貨を買う場合のレート
Sell・・・外貨で日本円を買う場合のレート
外貨を入手する場合は「Buy」の表記を見るだけで良いですね。
・複数国を横断する場合
数日程度の海外旅行などであればほとんど必要ないかもしれませんが、
一カ国だけではなく複数の国に渡って旅行する場合などは、
日本円以外の外貨同士で両替をする場面に遭遇すると思います。
そんな時は下記の手順で外貨両替レートを見てみましょう。
①自分が欲しい通貨のレートを探す
②「Buy」の項目をチェックし、外貨両替レートを確認する
海外で両替をする場合、
両替所によって「Buy」のレートが大きく異なることが多々あります。
ですので、最低でも2件以上の両替所をまわってみることによって、
一番おトクな外貨両替ができるように心がけましょう。
外貨両替する際の注意点は?
海外への旅行や出張の際には、日本円を現地の外貨へ換金する『外貨両替』が必要となります。
あらかじめ外貨両替を利用したり、出発直前に空港の外貨両替所で外貨両替したり、
現地に到着してから空港で外貨両替をしたり・・・と、多種多様な外貨両替方法が考えられます。
外貨を両替する際に覚えておいた方が良い点がありますので、ご紹介していきます。
不正行為
世界一治安が良いとされる日本においても、
外貨両替の際には必ずと言って良いほど「この場でお確かめください」と注意されます。
混雑中にその場で時間をつかうのは少し気まずい気もしますが、
「外貨両替計算書やレシート」と
「受け取った紙幣の内容」が合っているか必ず確認するようにしましょう。
発展途上国で外貨両替をする場合、
偽札を紛らわせたり法外なレートを要求してきたり・・・・などの不正が日常茶飯事です。
騙されて資金を失ってしまわないよう、必ずいつも以上に注意をして外貨両替に臨んでください。
外貨両替所の営業時間
空港で外貨両替を・・・と考えていると、予想だにしないアクシデントに見舞われてしまうことがあります。
それは、外貨両替所の営業時間です。
例えば、
午前6時に営業が開始され午後11時に営業が終了してしまう外貨両替所の場合、
早朝に出発する便を利用する際に訪問したら
外貨両替所がオープンしていなかった・・・・などのトラブルが発生してしまいます。
同様に、深夜の時間帯に渡航先へ到着した場合、
既に営業時間が終了していて外貨両替することができない・・・・などの大トラブルも考えられますので、
外貨両替所の営業時間は事前に確認し、余裕をもった外貨両替を行うようにしましょう。
外貨両替計算書や外貨両替の際のレシート
外貨両替をした際に渡される
「外貨両替計算書」や
「レシート」は、すぐに捨てずに大切に保管しておくようにしましょう。
日本へ帰国してから、現地の外貨を日本円に外貨両替をする際に必要になる場合があります。
海外渡航後に外貨があまった場合どうすればいい?
海外から帰ってきたはいいけど外貨が残ってしまった・・なんて経験誰にでもあると思います。
次回の予定がある方を除いて余った通貨は早めに日本円に両替することをお勧めします。
理由としては新紙幣に移行して旧札になった場合日本国内で両替できなるからです。